静岡市議会 2015-06-02 平成27年6月定例会(第2日目) 本文
井上侯は長州藩に生まれ、幕末志士として、高杉晋作らとともに尊王攘夷運動で活躍。いわゆる長州ファイブとして伊藤博文らとイギリスへ留学。維新後は、参与、大蔵大輔、参議兼工部卿、外務卿などを歴任。第1次伊藤内閣にて初代外相に就任。鹿鳴館を建設し、不平等条約改正に尽力。第一国立銀行設立や三井物産創業など、近代化を進め、鉄道事業などにも関与いたしました。その後、農商務相、内相、蔵相等を歴任。
井上侯は長州藩に生まれ、幕末志士として、高杉晋作らとともに尊王攘夷運動で活躍。いわゆる長州ファイブとして伊藤博文らとイギリスへ留学。維新後は、参与、大蔵大輔、参議兼工部卿、外務卿などを歴任。第1次伊藤内閣にて初代外相に就任。鹿鳴館を建設し、不平等条約改正に尽力。第一国立銀行設立や三井物産創業など、近代化を進め、鉄道事業などにも関与いたしました。その後、農商務相、内相、蔵相等を歴任。
日本人として知っていてほしい代表的な日本人、勤勉の象徴である報徳思想の二宮尊徳の名前も消え、勝 海舟、高杉晋作、上杉鷹山、野口英世、明治天皇、昭和天皇、菅原道真といった人物が消え、歴史教科書の最後のページがほかの国の大統領のメッセージで終わっていたり、どこの国の教科書かと首をかしげたくなるような記述もありました。
それは、激動の時期にあった幕末のころ、長州の暴れ牛と異名をとった高杉晋作、これに師の吉田松蔭が諭した言葉があるわけでございます。その言葉は、「10年先を見て事に当たれ」と。私は、10年先を見越すことは今の時代にあってこれは非常に難しいことだと思いますけれども、少なくても5年先、7年先を見越すことは大切なことではないかなと、このように思っております。
しかしながら、今年3月末に検定合格となった教科書を調査すると自衛隊を憲法違反とする意見を強調したり、拉致問題を解決すべき国民的課題とせず、深刻な人権問題、国家主権侵害と教えない教科書、竹島、尖閣諸島及び国家主権の侵害について、きちんと教えない教科書、二宮尊徳、勝海舟、高杉晋作、上杉鷹山など歴史上の重要人物を教えないというような新しい教育基本法や学習指導要領が求める「国家及び社会の形成者としての資質を
例えば、二宮尊徳、勝海舟、高杉晋作、上杉鷹山などは、私どもが常識的に知っていなければならない人物でありますが、本市の誇る歴史的人物と言えば、まず賀茂真淵の名前が上がると思いますが、この賀茂真淵の業績まで取り上げた教科書は少ないと思われます。
日本人の勤勉の象徴であり、かつ報徳思想を唱えた二宮尊徳を初め、勝 海舟、高杉晋作、上杉鷹山などを歴史上の重要人物として教えていない教科書。日本側が一方的に悪いと扱われている記述もあり、未来を築き生きる日本の子供たちが、我が国に自信と誇りを持てるだろうかと考えてしまいます。